シベリウス「カレリア」組曲 オリジナル版

シベリウス「カレリア」組曲 オリジナル版
ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1997)
ペレアスとメリザンド」オリジナル版のカップリングの「カレリア」組曲がオリジナル版と銘打たれていた。
組曲版のオリジナルってあったの?と思ったら、先日聴いた劇音楽の「カレリア」から、組曲の3曲に相当する曲を抜き出して組曲と同じ順番に並べただけだった。(音源も同じ)
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2019/07/02/055832

だったら、劇音楽の「カレリア」を聴いていれば充分じゃないか、と思ったが、この順番で聴くと組曲版との編曲の違いが際立ってこれはこれで興味深い。第2曲はバリトン歌唱付きだし。

シベリウス「クリスチャン2世」オリジナル版

シベリウス「クリスチャン2世」オリジナル版
ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1993)
先日の「ペレアスとメリザンド」オリジナル版のカップリングである。
この曲も15CDにはネーメ・ヤルヴィ指揮のものが収録されていたが、「ペレアスとメリザンド」と同じ事情なのだろう。現行版の組曲は全5曲であるが劇付随音楽である原典版は全7曲、曲順も違う。
その多い分の1曲「クモの歌」がバリトン歌唱である。CD解説によるとフィンランドでは人気曲だとか。ここで聴けてよかった。

 

シベリウス「ペレアスとメリザンド」オリジナル版

シベリウスペレアスとメリザンド」オリジナル版
ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1993)
先日、シベリウスの「ペレアスとメリザンド」の聴き比べをした話を書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2019/07/19/050550
ヴァンスカ指揮のものは無いんだろうか、と調べたらあった。しかしいわゆる劇付随音楽としての原典版である。(上記で聴き比べたのは組曲版))例の15CDは、ほとんどヴァンスカ指揮なのにこの曲(等)ネーメ・ヤルヴィ指揮のものになっていたのは、そういう事情なのかと納得。
曲数がオリジナル版は1曲多い。さらに「盲目の三姉妹」がメゾ・ソプラノ歌唱。曲順も若干違う。が、違いはその程度で演奏会に1曲のためだけに歌手を呼ぶのも大変だから、現行版の組曲が作られたのであろうか。

サザエさんにイデオンが

サザエさんのマスオさん役が田中秀幸さんになるとの事。
イデオンのベスではないかっっ!想像がつかん。
思えば、ガンダムイデオン両作で戸田恵子とは夫婦(婚約者)役をやってるんだよなあ。