シベリウス「ペレアスとメリザンド」オリジナル版

シベリウスペレアスとメリザンド」オリジナル版
ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1993)
先日、シベリウスの「ペレアスとメリザンド」の聴き比べをした話を書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2019/07/19/050550
ヴァンスカ指揮のものは無いんだろうか、と調べたらあった。しかしいわゆる劇付随音楽としての原典版である。(上記で聴き比べたのは組曲版))例の15CDは、ほとんどヴァンスカ指揮なのにこの曲(等)ネーメ・ヤルヴィ指揮のものになっていたのは、そういう事情なのかと納得。
曲数がオリジナル版は1曲多い。さらに「盲目の三姉妹」がメゾ・ソプラノ歌唱。曲順も若干違う。が、違いはその程度で演奏会に1曲のためだけに歌手を呼ぶのも大変だから、現行版の組曲が作られたのであろうか。