先日の記事を書いていて思い出したことがある。
私がELPの「レディース・アンド・ジェントルメン」を買ったとき、当時なるべくお安く手に入れたかったのでアメリカ盤の輸入盤を輸入盤専門店で買ったと思うのだが、まずA面を聴いた後裏返してB面を聴き始めて(それこそ「タルカス」のはずであった)まったく別の曲が流れてきてびっくりした。
よくよく見てみるとA面の裏がD面であった。当時は分からなかったが、その後アメリカでは2枚組とか3枚組のレコードは、オート・チェンジャー用にこういうやり方をしているのだ、と知った。つまり3枚のA面だけ最初にかけて、その後ひっくり返してこんどはB片面だけを続けてかけるということを自動で行う機械があったのですよ、大昔は(笑)
まあ、レコード盤をあまり大切にしないアメリカならではの事だとは思う。