本日、予想外に時間ができたので、Van der Graaf Generator デジタル・リマスター第２弾の、ボーナストラックのみを聴く。
Forsaken Gardens
A Louse Is Not A Home
Gog
すべて、前期と後期の間のピーターのソロからの曲をVDGGがライブで演奏しているもので、海賊盤並みの音質がちょっと残念。"Gog"はVDGGのライブの海賊盤で既に耳にしていた。そちらと同じように、メドレーで"The Sleepwalkers"へつながるが、"The Sleepwalkers"のイントロでフェイドアウトする。せっかくだから全部入れればよかったのに。もともとVDGGっぽい曲なので違和感はない。"Forsaken Gardens"は、原曲に比べ、すっかりVDGGの音になりきっている。"A Louse Is Not A Home"は、ピーターのソロ、VDGGを含めて、私が一番好きな曲かも知れない。その理由は、変拍子リフ、歌い上げフレーズ等等が、クラシック的とも言えるがっちりとした構成美（主題と変奏と再現、動機の組み合わせ等等）に、組み込まれている点である。そういう意味では、（ソロでもバッキングはVDGGなのだが）VDGGよりも、やはりピーターのソロの曲というイメージは揺るがない。
