フルトヴェングラーの作品

フルトヴェングラーといえば(いろんな意味で)20世紀最大のカリスマ指揮者であることは周知の事実だが(違うって?まあまあ)本当は作曲家になりたかったというのもけっこう知られた事実である。主要作品は交響曲が3曲と「ピアノとオーケストラのための交響的協奏曲」というピアノ協奏曲がある。交響曲2番とピアノ協奏曲の第2楽章は、本人の指揮で昔から音源が発売されていて、アナログ時代は両方とももっていた。CDは2番をシューマンの4番とのカップリングを注文中、で昨日ひさしぶりにピアノ協奏曲の第2楽章を聴いた。
彼の音楽は20世紀の作曲にしては遅く来すぎた後期ロマン派というかんじで、交響曲はちょっといたたの部分もあるがピアノ協奏曲のほうはかなり現代にも通用する感じである。いずれにしても、彼がどこらへんを目指していたかを知ることが出来る。
で、ちょっと調べたら、なんと知らない間にアルブレヒトという指揮者が交響曲を3曲ともCD発売しているではないか!!それはうれしいのだが、せっかくだからピアノ協奏曲もフルで聴いてみたいのに!だれか録音してくれ!(昔朝比奈さんがコンサートで取り上げた記憶はあるが)