九星系連盟シリーズ

「銀の髪のローワン」(1990)
「青い瞳のダミア」(1992)
「ダミアの子供たち」(1993)
「ライアン家の誇り」(1994)
アン・マキャフリイ
パーンの竜騎士や歌う船シリーズは面白いのに、どうもこのシリーズは面白くない。「青い瞳のダミア」はアフラのキャラも合って結構面白かったが、あとはなんかゆるゆるである。軽いタッチの作品と割り切るべきなのだろうが、読み手をそうもさせてくれない感がある。軽いタッチの作品ならもっと交通整理をして、ストーリーももっとテンポよくして、謎の部分も残さずに、さっさとハッピーエンドにするべきなのだ。なんか本格にもラブストーリーSFにもなりきれて無い中途半端な感じ。訳のせいか?そろそろ、私も本格SFに戻るべきなのかもしれない。PS.おおやちきの表紙に免じて手元においておこう。PS2.九星系連盟シリーズは、第5作が1999年に出ているらしい。これできっちり話を解決してくれるなら、見直さないことも無いが。翻訳はいつ出るのだ?