Passage(1977)

Carpenters
リチャードのノイローゼが限界に達し、この後のカーペンターズとしてのアルバムは4年後になる(カレンのソロレコーディングはこの間)苦し紛れかもしれないが、今までとは目先が変わったバラエティに富んだ選曲で、個人的には楽しく聞けた。ファンク色の強い"B'wana She No Home"や"All You Get From Love Is A Love Song""Sweet, Sweet Smile"等、けして出来は悪くないと思う。が、やはりカーペンターズらしからぬと言うことで、売れ行きは悪かったらしい。ラストはなんとクラトゥの"Calling Occupants Of Interplanetary Craft"で締めくくられる。