探偵!ナイトスクープ Vol.7&8

繰り返しになるが、正直言って、西田局長編はラインナップを見た時は「これって面白かったかなあ」等と思って期待はしていなかった。しかし見始めるとやはり抜群に面白い。
「役者になった息子を見せて」は、多分当地では放送に漏れていたのだろう。初見であるが、前回の日本一周旅行中の息子にきぐるみで会いに行く母と内容的にはかぶるが、感動のパワーは格段にアップして涙無しには見れない。
「30代の女性は誰でもピンク・レディーが踊れる」は、幼馴染でもないのに、曲がかかるとミーとケイにパート別れして見事に踊る姿はある種感動的。これがキャンディーズだとこうはいかないだろう。キャンディーズは男の子向けで、ピンクレディーは史上初の女の子向けの女性アイドル(プロダクションの当初の目論見とは逆に)だったのだな。
また、この番組はどうしてもほとんどの舞台が関西もしくは名古屋以西に限定されるのだが、そんな中「JR大船渡線に追いつけ!」は東北人には嬉しいネタだ。
上岡局長編も傑作ぞろいだが、で興味深いのは「江戸の人体顔面図」。高橋克彦さんのファンは彼の浮世絵紹介本等でご存知かもしれないが、江戸時代のだまし絵(からくり絵)を再現するというもので、これは学術的にも価値がある(?)のでは(笑)
元絵はこちら
ttp://www.sobi2pallas.jp/uki9.html
やはり東北ネタが嬉しいリアルタイムでも見ていた「カッパ淵の謎のおじいさん」。この番組に出演して、その後他局の全国放送に出る素人さんが多いが、このおじいさんもそのはしりだった。
また、元東映大部屋俳優の福本清三のブレイクのきっかけがこの番組とは知らなかった。