ニコライ・カプースチン

Nikolai Kapustin
私は全く知らなかったのだが、娘へのクリスマスプレゼントのクラシックの事典に載っている作曲家で、唯一存命中ということで、娘が気にしていたのがこの人。
ウクライナの作曲家だが、どうもソ連崩壊によって徐々にその名が知られ始めた人らしい。簡単に言えばジャズを取り入れたクラシックということになり「え〜?そんなん新しくないじゃん」などと思ったのだが、とりあえずようつべでチェック。

3つの即興曲第2番
ttp://jp.youtube.com/watch?v=Yn9fTO7zp5Q
前奏曲集より第11番
ttp://jp.youtube.com/watch?v=vDWeGp4UE6M
ピアノ・ソナタ第2番より第4楽章
ttp://jp.youtube.com/watch?v=ZYbGooihn2U

うーんバカテクだ!バカテクなのに重たくならないのはジャズテイストのせいか。
というかリリカルかつ透徹性のある心地よいノンジャンル音楽だ。
そういう音楽があっていい、というか、そもそもジャンル分けというものは、便利ではあるが、それに固執しては音楽の意味がないというのが私の持論なので、こういうのは大歓迎だ。
たぶんキース・エマーソンより先にやってたんだろうな。勿論世界的に知られるようになったのは最近らしいから別にキース・エマーソンが影響を受けたはずは無いが。
上原ひろみとの共通点を書いていた人もいたがさもありなん。私は以前CMで上原ひろみをみて「キースじゃん!」と思って1stを買い、その事を日記に書いたつもりだったが見つからなかった。