ワーグナー トリスタンとイゾルデ

フルトヴェングラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団(1952)
フルトヴェングラーの「トリスタンとイゾルデ」は随分前に買ったのだが、結局今まで手付かずできた(前奏曲、愛の死はつまんだが)つまりはワーグナーは長いので、どうしても覚悟を決めなければ手がでないのだ。クライバーとクナは4時間弱、フルトヴェングラーは4時間15分を越える。しかし、クライバー盤を聴いた今、このきっかけを逃すといつまでも聴けないかもしれないと思い挑戦してみる。(3日かかった)
巷では超名演とされているのも納得。間然するところがほとんど無い。モノラル盤を気にしないのなら、1枚だけ「トリスタン〜」がほしいと言う人には躊躇無く勧める。
しかし、フルトヴェングラーを「標準盤」として推しながらも、個人的にはクライバー盤の鮮烈な印象を取りたい。多分聴く順番を間違えたのだろう。しかし、クナを聴いてからだな。