ブルックナー ミサ曲 第3番 へ短調

ヘレヴェッヘ指揮 RIAS室内合唱団、シャンゼリゼ管弦楽団
ブルックナーファンを自称していながら、「テ・デウム」がぴんと来ないせいもあって、ブルックナーの宗教音楽は積極的に聴いてこなかった。
最近聴き始めたヘレヴェッヘは元々がピリオド系の宗教音楽の指揮者であるし、このミサ曲の評判がけっこういいので聴いてみる。
なんとまあ、真摯で美しい音作りであろうか。ブルックナーであるとか無いとかを超越した、極上の音世界である。やはり宗教曲、いや合唱曲はその道のプロでなくては、本当にその音楽を生かせないような気がしてきた。これは確実に愛聴盤になる。
この人はマタイも2回録音してるし、聴きたくなるなあ。