ハッセ「クレオフィーデ」(Hasse Cleofide)

William Christie 指揮 Cappella Coloniensis(1986)
Emma Kirkby (soprano)
Derek Lee Ragin(countertenor)
Agnes Mellon (soprano)
Dominique Visse(countertenor)
Randall K. Wong (sopranista)
David Cordier (countertenor)
先日書いた(こちら)「クレオフィーデ」を震災前に予約注文していたものが届く。でも、4CDで4時間弱、ワーグナーか!(笑)なので、聞き終えるのは週末であろう。本当は、ヘンデルのオペラを先に聴くべきかも知れないが。

寡聞にして知らなかったが(汗)当時の古楽界のオールスターキャストだそうである。
 
しかし、このオペラ、あらすじ等日本語サイトでは情報がほとんどない
海外のサイトはどうかと思って探してみたが、これもなかなか無い(涙)
(フランス、ドイツのサイトはあったが翻訳ソフトではちんぷんかんぷん)
なんか、アレキサンダー大王時代の、インドの女王が主役なのかな、ぐらいまでわかった(笑)

で、同じ台本作者メタスタージオの歌劇「アレッサンドロ」というのがあって(多数の作曲家がオペラ化しているとか)これが登場人物が共通しているので、もしかしたら、タイトル違いの同内容かもしれない。 
同内容だとしたら、あらすじは以下のとおり(無断貼り付け御容赦)

アレッサンドロ(アレクザンダー大王)との戦いに敗れたインドの王ポーロ(ポロス)だったが、変装してアレッサンドロに捕らえらた後、伝令として解放される。
アレッサンドロはポーロの恋人クレオフィーデを愛しており、ポーロは彼女の誠を疑い出す。
マケドニア軍とインド軍は再び戦いになる。
クレオフィーデを奪われまいと、ポーロはクレオフィーデを殺そうとするが、アレッサンドロに止められ、捕らえられた上に彼女を奪われてしまう。
アレッサンドロの腹心の部下だが実は陰謀者のティマージェネがポーロを逃がす。
クレオフィーデがアレッサンドロとの結婚の誓いの直前に自害を試る様子を陰から窺ったポーロは、一緒に死のうと彼女の前に飛び出し、アレッサンドロに正体を明かす。
アレッサンドロはすべてを許し、ポーロにインドの統治を託す。
この基本の話に、アレッサンドロに一目惚れしてしまったポーロの妹エリッセーナ、ポーロの忠臣でエリッセーナを愛するガンダルテらの話が絡む。
 
なんかめんどくさいが、バロック・オペラはあまりストーリーを気にしなくていいそうだから、気楽に聴こう。