ワーグナー「神々の黄昏」

朝比奈隆指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団(1987)
いよいよ朝比奈さんの本領発揮というか「夜明け」「ジークフリートのラインへの旅」「ジークフリートの葬送行進曲」等、テンポはやや速めながら、まさに「朝比奈のワーグナー」と呼ぶにふさわしい名演。その分歌にかぶってしまうのは「ワルキューレ」と一緒だが、そこはもう問題にしない(笑)
世間では朝比奈さんを「洋食」だとし、本場の料理にはかなわない、などと揶揄する声もあるようだが、違うのである。日本的な「洋食」だからこそユニークな価値があるのである。
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