ブラム・ストーカー

「吸血鬼カーミラ」(こちら)を読んだ時に「ドラキュラも最後に読んだのは随分前だったなあ」と思ったのだが、本の貯蔵庫(笑)の奥から探し出して、読み返そうかどうしようかと思いながら、解説などを読んでみた。
で、びっくりしたのが、ブラム・ストーカーはアイルランド人であった!イギリス人かと誤解していたのはイギリスによる併合時代の作家だったからだ。しかも「吸血鬼カーミラ」のレ・ファニュの大学の後輩にあたるそうな。
つまりは「吸血鬼ドラキュラ」も広義のアイリッシュ・ホラーだったのだ
それで興味をもって調べてみたら「ドラキュラの客」というタイトルの短編集がある。何しろこっちは「吸血鬼ドラキュラ」以外の彼の作品は読んだことがない。これは興味津々である。