グリーグ 抒情小品集 第1巻~第4巻
エヴァ・クナルダール(p)
グリーグのライフワークともいえる、全10巻からなる「抒情小品集」は、1巻あたり6~8曲の短い曲で構成されている。
7分を越える「トロルドハウゲンの婚礼の日」
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2013/01/20/081342
は抒情小品集の第8巻の第6にあたるが、この長さは例外中の例外。
初期の第1巻~第2巻は、ほとんどが1分~2分の曲が多く、グリーグの溢れ出る楽想をそのまま曲にした感じの新鮮さに溢れた、ある意味癒しの音楽空間。
しかし、有名曲「ちょうちょう」「春に寄す」を含む第3巻以降になると、若干テクニカル重視になってくるか。