チャイコフスキー 歌劇「チャロデイカ」
サムイル・サモスード指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(1954)
ナタリア・ソコロヴァ(ソプラノ)
ミハエル・キセーレフ(バリトン)
シパジンスキーの戯曲「チャロデイカ」のオペラ化。
旅館の女主人に惚れる妻ある公爵、しかし女主人はひそかに公爵の息子に思いを寄せている。
公爵の息子は、家庭を壊す女主人の殺害を図るが、その寝姿に惚れて二人は逃亡。
公爵の妻が女主人を毒殺、公爵は嫉妬に狂い自分の息子を殺害。
なんちゅう話や!
音楽もストーリーに合わせておどろおどろしいのかと思いきや、いつものチャイコフスキー節(これはほめ言葉)ところどころワーグナーの「ワルキューレ」思わせる部分があるのが興味深い。影響があったのだろうか。