ヨハネ受難曲(第4稿)第1曲について、こんな事を書いたのだが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/01/18/050816
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/01/19/045655
要は、この曲を初めてリヒター盤で聴いたときびっくりした「伴奏の同一音型」が、ブリュッヘン盤ではかすかにしか聴こえなくてまたびっくりした、という話なのだが。
これは、モダン楽器と古楽器の違いなのか、単に二人の解釈の違いなのかは、この時点ではわからなかったので、ようつべでいろいろな指揮者でこの曲を聴いてみた。
モダン楽器はリヒターしか見つからなかったのですべて古楽器による演奏だったが、ちゃんと同一音型は聴こえた。
つまりは、古楽器だから聴こえないのではなく、ブリュッヘンが他と違う解釈だったことがわかった。
この音型に対する解釈が両極端な演奏を、偶然とはいえ最初に聴けて、実に運がよかった。