ディーリアス ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
デイヴィス指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1976)(EMI)
イェフディ・メニューイン(Vn)
ポール・トルトゥリエ(Vc)
矛盾した言い方かもしれないが、実に気持ちのいい混とんである。ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲と比べてもなんら遜色が無いと思うのだが、もっと人口に膾炙してもいいのでは。ただし、やはりやにっこいメニューイン以外で聴きたかったな。
ディーリアス チェロと室内オーケストラのための2つの小品
きまぐれ
エレジー
マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団(1994)(デッカ)
ジュリアン・ロイド・ウェッバー(Vc)
フェンビー指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1981)(ヘリテイジ)
ジュリアン・ロイド・ウェッバー(Vc)
ディーリアスのいかにも最晩年の曲らしい幽玄な曲である。マリナーは幽玄さが前面に出ているが、フェンビーはそこらへんをさりげなく表現している。これは甲乙つけがたい。