ディーリアス「夕べの声」5種

ディーリアス「夕べの声」(ノルウェーの7つの歌)

イアン・ボストリッジ(T)
ジュリアス・ドレイク(pf)(1999)(EMI)

エルシー・サダビー(S)
ビーチャム指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1949)(EMI)(ビーチャム編)

ドーラ・ラベット(S)
トマス・ビーチャム(pf)(1929)(EMI)

サラ・ウォーカー(Ms)
フェンビー指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1983)(ヘリテイジ)(ディーリアス編)

サラ・ウォーカー(Ms)
エリック・フェンビー(pf)(1982)(ヘリテイジ)

ディーリアスの歌曲(ピアノ伴奏、管弦楽伴奏)はEMI BOX、ヘリテイジBOX共にCD1枚分が収録されている。
EMI BOXは、歴史的音源を中心に、ヘリテイジBOXは、アナログ時代、フェンビーの指揮する管弦楽伴奏とフェンビーがピアノを弾くピアノ伴奏の2つが(たぶん)丸々収録されている。
といったざっくりした話で、ディーリアスの歌曲について触れようとおもっていたのだが、両CD共に1曲目に収録されているこの「夕べの声」が2BOXで5種も収録されている。つまりは、ディーリアスらしい人気曲ということである。聴いてみた印象もその通りだった。ので個別に取り上げる。どの演奏でも4分前後の曲だが、聴き終わるとあっという間で、この倍ぐらい続いてほしくなる曲。
ノルウェーの詩人達の詩に曲をつけた「ノルウェーの7つの歌」の中の1曲で、詩はビョルンソンのもの。同じ詩から、グリーグは「王女」という曲を書いているとのこと。後で聴いてみるかな。
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2013/02/26/040938


ビーチャム編の管弦楽版はやはり俗っぽく響く。個人的には、メゾのサラ・ウォーカーがしっくりきた。
サラ・ウォーカー、フェンビー指揮がようつべにあった。

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