3DCGアニメの「ルパン三世」に対する違和感

CGアニメは、例えば「シュレック」や「Mr.インクレディブル」や「アナと雪の女王」やら、普通に楽しんで見ていた。
しかし、3DCGアニメの「ルパン三世」の予告編を見た時の大いなる違和感はなんだろう。
改めて考えてみると、上記のアニメでも違和感はあった。それは頭の動きや顔の表情の動きである。しかし、それはハリウッド製作なのだから、海外の価値基準だとこういう動きが是なのだろう。と無意識的に納得させて見ていたからさほど気にはならなかった。
しかし、ルパンは日本のアニメのキャラクターである。日本のアニメのキャラクターが、なぜハリウッドのアニメのキャラクターのような表情の動きをしなければならないのか。3DCGアニメのノウハウが、まるっきりハリウッドそのままに輸入されてしまったのか。日本のアニメの伝統的な表情づくりを3DCGアニメでなぜできなかったのか。というか、しようとしなかったのか。監督の山崎貴ALWAYS 三丁目の夕日等)が、なぜ「これでよし」としたのか。小栗旬主演の「ルパン三世」に続き、またもや残念な事になっている気がする。いや、これは年寄りの戯言なんだろう。