ドナ・サマー「キャッツ・ウィズアウト・クロウズ」(1984)

再びゲフィン・レコード戻ってからの第2弾である。プロデュースは「情熱物語」に続いてマイケル・オマーティアンである。コケティッシュなジャケットが印象的。(個人的に滝沢カレンドナ・サマーに似ているところがある、と思うのだが、このジャケットなんかはその最たるもの)
さて、内容的には前作を踏襲しているはずだが、どうもあまり面白くない。うがった見方だが、前作は前々作へのうっぷんを晴らすというモチベーションがあったので、出来が良かったのか?等と思ってしまう。
そのせいか、売れ行きは前作におよばず(ゲフィンから出すと売れないというジンクスが出来つつある)それまでほぼ1年毎というアルバム発売のインターバルがこれで途切れてしまう。
もっとも、ネット情報によると、この時期70年代のスター歌手が軒並みコケていたらしく、苦戦していたのはドナだけではなかったようだ。これも時代の流れなんだろう。

今回貼るのはこちら"Supernatural Love"この写真がさっき書いたジャケットである。

 

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