横溝正史の短編

先日横溝正史の「蝶々殺人事件」について書いたが

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2022/03/10/055904

埋め草的に収録されていた短編2編を読んだのをきっかけに、横溝正史の短編をつらつら読み始めた。
「真珠郎」2種(角川文庫版、扶桑社版)の埋め草的な短編、短編集「誘蛾燈」等
改めて思ったのが、非常にジャンルの幅が広いという事と、小説として抜群に面白いという事、途中まで、面白く読んでいてふとミステリー要素が無いぞ?と思いきや、ラストに絶妙なミステリー・アイテムが出てきたりして、うならされることしばしば。
他の(初期の)短編集も読みたいな、と思って調べたら、「鬼火(版によっては「蔵の中・鬼火」)意外はけっこう高値がついていて入手が難しい状況なのが残念。