クラシック・BOX三昧

クラシック・BOX三昧
臨時収入があったので、かねてから気になっていたクラシック・BOXを購入、いつ聴けるのだ(笑)

ウェーベルンアルバン・ベルク
ストラヴィンスキーが思いのほか気に入った、という話を書いたが、そうなるとセリー手技の先輩格にあたる、無調主義や十二音技法も、また聴きなおしたくなってくる。
実は、アナログ時代に、シェーンベルクウェーベルンアルバン・ベルク室内楽のオムニバス・アルバムを持っていて、シェーンベルクはあまりピンとこなかったが、ウェーベルンアルバン・ベルクは気に入った記憶がある。(ストラヴィンスキーウェーベルンアルバン・ベルクは実はほぼ同年代)
ウェーベルンは、比較的短い曲が多く、全作曲が3CDに収まったブーレーズ指揮他のBOXがある。
アルバン・ベルクはオペラもあるので、主要作品が8CDに収まったアルバン・ベルク・コレクションというのがあった。

プロコフィエフについて
ストラヴィンスキーの約10歳下、ショスタコーヴィチの15歳上であるプロコフィエフは、個人的には「ピーターと狼」とか、EL&Pのカール・パーマーがカバーした「スキタイ組曲」ぐらいしか耳に馴染みはないのだが、ロシア革命でアメリカへいったん亡命したのち、またソ連へ戻ったという興味深い経歴を持っている。
以前にもこんな事を書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2007/11/06
20世紀に入ってから、資本主義の世界では、クラシック音楽の作曲家は、だんだん需要が無くなってきた。才能がある人は映画音楽へ流れてゆくしかなかった。
そんな中、国家がバックアップしてくれる共産主義の世界を選んだプロコフィエフの心境もわからなくはない。ただし、国に逆らわない範囲での作曲内容に限られるわけだが。
そこらへん、ショスタコーヴィチの「ムツェンスク郡のマクベス夫人」事件を目の当たりにしていたプロコフィエフだから、さじ加減はわかっていたんだろう。
というわけで、管弦楽集を選んだが、これには「スキタイ組曲」が無いので「スキタイ組曲」を含むコシュラー指揮の交響曲全集、あと膨大なオペラもあるのでゲルギエフ指揮のオペラBOXを買う事にした。


まだまだBOX!(笑)

メンデルスゾーン ポートレート 40CD
シューマン生誕200年記念エディションBOX 25CD
リスト コレクション 16CD