第2期

そのころのハードロックは、それこそ黎明期で、たいがいのバンドが
自分たちのやっていたブルースロックの延長上で、ハードな音を模索していた(レッド・ツェッペリンブラック・サバス等)のに対し、
ディープパープルは、それまでのクラシックの影響をうけたサイケ路線を
そのままハードロックへ移行させた感があります。
(キーボード入のハードロックって、こことユーライア・ヒープ、レインボーぐらいで
以外と少ないのです)それが独特のサウンドを生み出し、それが日本人の琴線にふれたのか、日本で大人気となりました。
それで、****さんに1枚お勧めするとしたら、やはり「LIVE IN JAPAN(MADE IN JAPAN)」で、
これがあれば、充分な気がします。(できれば、BLACK NIGHT,SPEED KING の入った特別盤)
いったい何人の少年たちが、このアルバムでぶっとんで、自分もハードロックをやりたい!
と思ったことでしょう!(わたしもその一人ですが)
これを聴くと、他のスタジオ盤が物足りなくなるのは否めません。
とにかく、のりの凄まじさは大変なものです。