HIGH AND MIGHTY(1976)

URIAH HEEP
これだけ遅れて届く。ジョン・ウェットン参加第2弾。アルバムの顔である1曲目でジョンがリード・ボーカル、ケン・ヘンズレーが中間部でボーカルをとっている。いいのか?と思ったら、ちょうどその時デヴィッド・バイロンが病気だったとか。全体に完成度は高いが、ごく普通の良質のロック(一部エイジアの先取りの雰囲気もあるが)ヒープの必然性が感じられない。しかし、バンドとしては世間の流れをかんがみての試行錯誤の結果だったのだろう。せっかく前作でファンキーなロックンロールが成功していたのだから、そっち路線を進めても良かったのでは?ジョンのおかずはあいかわらず無駄。
この後デヴィッド・バイロン解雇、ジョン・ウェットン脱退(この後、ブライアン・フェリーバンドとして来日、この時のNHK映像は素晴らしかった。NHKさんオフィシャルで出してください。メル・コリンズもアン・オデールもいた。メンバー紹介の時のジョンの弾きっぷりは腰が抜けるほど素晴らしかった)
この後のヒープも気になるが(ハード路線にもどったようなので)とりあえずヒープは終了。