1984(1981)

Anthony Phillips
ジェネシスの初代ギタリストとして、あまり目立った活躍の無いまま、脱退した彼だが、独自の世界を構築し、現在は作曲家として活躍しているらしい。最初はメルヘンチック、ファンタジックなソロ作品を出していた(らしい)が(傑作らしい)これは、全編ドラマティックなシンセミュージックということで、彼の作品中異色作のようだ。これも、アナログ時代テープに入れてもらって、散々聴いていたので、CDで買おうとしたら入手不可で、アマゾンのユーズドで、やっとGETしたのであった。
1984ってジョージ・オーウェルのSFから来たのだろうか(未読)近未来の(1949年からすれば1984年は近未来だ)全体主義管理社会への警告といった内容だったと思うが、この曲がそんな似非ユートピアを表現したのだとしたら、感動した私はちょっと痛いのかなあ。