ファラオ・サンダース

それで、思い出すのが、ここでも少し書いた、ファラオ・サンダースである。彼もインド思想、宗教の影響が強いが、せっかく彼のサックスを聴きたくて買ったライブが、延々と、単音を曲のリズムに乗って吹いているだけの曲とかが、平気であったりするのだ。あの、フリージャズでコルトレーンより吹きまくっていた彼がである。最初は、フレーズ吹けよなんて、思ったりもしたが、彼も、音楽って?フレージングって?などと、深く考えたに違いない。その結果がこうだとすれば、納得する。
フリージャズ、ブルース、また他のインプロヴィセージョン系の音楽は、必ず袋小路にはまる時期が来る。そこを如何に突き抜けていくか。私も、まだまだこれからだ(意味不明)