モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団(1985)

以前ポップのモーツァルトアリア集を買って、「いずこぞ よろこびの日」が無いのが残念と書いた。で、入っているものを探したらあったのだが、それよりもポップが伯爵夫人を歌う全曲盤があったのを知らなかった!。しかもケルビーノがバルツァで、指揮がマリナーである。我慢できずにユーズドで購入。
序曲はかなり速いテンポだが、このテンポで大編成だとせわしなく聴こえるのに小編成だと決してそんな風に聴こえない。木管がよく聴こえるのもうれしい。オペラが始まると、大編成だと埋もれてしまうフレーズや、ダイナミズムがくっきりと表に出てきて大変新鮮である。時折かなりテンポが速い部分もあるが、ためもたっぷりとってあるので、やはりせわしないと言う感じはしない。うーんかなりいいぞ。やはりモーツァルトは当時のオーケストラを念頭において作曲しているのだから、本来はこういう編成で演奏するべきなのだろうな、。
それにくらべ歌手陣は豪華なのは豪華なのだが、どうも全体に演技過剰なのが気にかかる。特に男性陣。
ポップの伯爵夫人は期待通りの出来、でもやはり私にとっては永遠のスザンナだな。あとポップとバルツァがやはりひとつ抜きん出てる感じ。しかし、これだけいいのにあまり評判を聴かないな。でも演奏のよさで、これからもよく聴く盤になるだろう。

下記はバルツァとドミンゴのガラ形式のアイーダの二重唱、さすがに見た目は年をとったが、バルツァの声は全く衰えて無い!
ttp://jp.youtube.com/watch?v=sCGtAftuMZc
同じくガラだが、ドミンゴ指揮、カレーラス、バルツァ+αで
マスカーニ「カバレリア・ルスチカーナ」より
ttp://jp.youtube.com/watch?v=oq4jn48DDEk
ttp://jp.youtube.com/watch?v=v360yZi-CfI