シューマン チェロ協奏曲

チェロ ジャクリーヌ・デュ・プレ
パレンボイム指揮 ニュー・フィルハーモニー管弦楽団(1968)
ドヴォルザークもそうだったが、どうしてこんなにチェロという楽器の特性を生かした名曲が書けるのか。勿論それがゆえに後世に残る天才といわれるわけだが、やはり驚異だ。今までシューマン交響曲ばかり聴いてきたが、ずいぶん損してきたのだなと思う。これだけほとんどのジャンルで傑作を残しているのだから、前期ロマン派の代表的作曲家はシューマンなんじゃないかと思えてきた。