志ん朝の「紺屋高尾」ならぬ「幾代餅」

落語CD付きマガジンの売れ行きが好調だそうである。特に志ん朝が30万部を超えたそうだ。志ん朝のファンとしては嬉しい限りである。そう、好きな落語家を一人挙げろといわれたら迷わず志ん朝と答えるだろう。
しかし、私は今まで志ん朝のCDもDVDも買った事が無い。それは今までもちらちら書いたが「紺屋高尾」なのだ。志ん朝の「紺屋高尾」を見ない(聞かない)うちは、他の演目を見る(聞く)気にならない。また、他の落語家では「紺屋高尾」を見たくない。たとえ円生や談志の「紺屋高尾」が名演と言われていても。

と、長らく思っていたが、どうも「紺屋高尾」では無く、同工異曲の演目で「幾代餅」というのがあり、私がそれを見て、ストーリーだけを覚えていて、後に調べて「紺屋高尾」と勘違いしたようだ(汗)

証拠のサイトがこちら。
ttp://chinaalacarte.web.fc2.com/rakugo-91.html
何より太夫の「紙ほど薄い人情の世の中に」というセリフ、これは鮮明に覚えている。
(あと、締めの「傾城に誠無しとは誰がゆうた」とかね)

どうも三遊亭は「紺屋高尾」古今亭は「幾代餅」という決まりがあるようだ。
そんな事も知らなかった(汗)

となるとNHKアーカイブスのこれだな!
ttp://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200998412310130047/
年代的にもあっていると思う。
で、この時以外に演じたものの発売はあるかどうか調べたらDVD、CD共に無いようだ。
うーんNHKさん発売してくれ!

というわけで、今までの日記も訂正させていただいた(こちらこちら