ブルックナー 交響曲第7番

シューリヒト指揮 北ドイツ放送交響楽団(1954)
欲しくて欲しくて、去年の10月に注文したものがやっと届いた!シュトゥットガルト盤(こちら)の翌年の録音である。
やはり、基本的な解釈は変わらないが、第2楽章はシューリヒトの3種のブル7の中では一番遅い。ゆえに、ともすればシューリヒトは速すぎると感じる事もあるが、それが無い。
何よりも3種の中でオケが一番上である(ただし、スケルツォでトランペットが不調)モノであり、若干のノイズがある、という欠点が無ければ、シューリヒトのみならず、マタチッチ、朝比奈、チェリビダッケを押さえてトップの演奏になったかもしれない。