ブルックナー 交響曲第8番

最近また、ブルックナー三昧であることは以前書いた。
交響曲第8番の総括はこちらだが、一般には、
クナッパーツブッシュ指揮 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(1963)
シューリヒト指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1963)
この2種類があれば、充分なような気がする。
ただし、クナは改訂版であり、シューリヒトはカットをノヴァーク版に従ったハース版である。
ハース版好きとしては、ハース版も1枚持っていてほしい。
そうなると、朝比奈隆さんと、レーグナーということになるが
早いテンポの代表としてシューリヒトがあるとしたら、レーグナーよりは朝比奈さんのほうがいいだろう。
前にも書いたが、朝比奈さんのブル8は、完成度で1枚選ぶならNHK交響楽団盤(1997)だが、個人的には1980年の大阪フィルハーモニー盤を推す。
しかし、現在入手可能な朝比奈さんのブル8の、どれを買っても損はしないはずである。
2010/06/30 追記
久々にレーグナーを聴いたら、やはりいいな。
もし、普通に1枚だったら、レーグナーでいいのかもしれない、とまで思った。