モーツァルト「みてくれの馬鹿娘」(1768)

ペーター・シュライアー指揮 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内管弦楽団(1989)
ロジーナ:バーバラ・ヘンドリックス
ジャチンタ:アン・マレー
ネッタ:エヴァ・リント
フラカッソ:ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ

例のBOXをいよいよ聞き始める。
この邦題はいかがなものかと思うが(笑)他にも「偽りののろま娘」「素朴さを装う娘」等の邦題があるようだ。
要は「猫をかぶった娘」で、恋愛ドタバタ喜劇である。それを12歳のモーツァルトが作曲!!
モーツァルトモーツァルトだとわかるのには、いろいろな要素があるのだけれど、例えば、こんなフレーズで歌いだしをするか?とか、ここでこんなリズムに変化させるか?ってなぐらい他の作曲家に比べてユニークな点が上げられる。勿論、効果を狙ってと言う事では無く、そういうものが、自然に湧き出でてくるのだな、天才ってやつは。


かなり現代的な演出の舞台(フィナーレ)