ハインツ・ツェドニクとクルト・リドル

以前、1980年のベームの「フィガロの結婚」のクルト・エクヴィルツについて書いた事があったが(こちら)1970年代から1990年代にかけて「指環」のミーメのみならずローゲもこなす押しも押されぬ代表的キャラクター・テナーのハインツ・ツェドニクが、実はその1980年のベームの「フィガロの結婚」でバジーリオを演っていた事を、今更ながらに気付いた。そういえば、あ鼻の高い特徴的な顔だった・・・(汗)
さらに、C・クライバーの1994年の「ばらの騎士」でヴァルツァッキを演っていたではないかっ(こちらはあんまり見てないので覚えていないのはしょうがない)
そういえば、1980年のベームの「フィガロの結婚」でバルトロを演じたクルト・リドルは、当時30代前半だが、のちに「ばらの騎士」の男爵や「指環」でハーゲンをやるぐらいまで出世してゆくのだ。「ばらの騎士」の男爵は、例の森麻季がゾフィーを演じたルイージ指揮のDVDが出ている。いつか見てみたいものだ。