ドビュッシー管弦楽 その2 と「子供の領分」管弦楽版

ドビュッシー
アルト・サキソフォンと管弦楽のための狂詩曲
神聖な舞曲と世俗的な舞曲
付随音楽「リア王」より「ファンファーレ」「リア王の眠り」
マルティノン指揮 フランス国立放送管弦楽団(1973/1974)
どの曲もドビュッシーらしさに満ちているが、耳触りが良すぎるといえば良すぎるか。


ドビュッシー
子供の領分(編曲:カプレ)
マルティノン指揮 フランス国立放送管弦楽団(1973/1974)
かのピアノ曲の名曲「子供の領分」に(他人の手によるとはいえ)オーケストラ版があったとは知らなかった。
実は、私が初めて意識してドビュッシーを聴いたのが冨田勲のシンセサイザー版ドビュッシーである「月の光」だったりする(同世代の人はけっこうそういう人が多いかもしれない)このアルバムのタイトル曲「月の光」の中間部にはえらく感動したりして、実際にオリジナルのピアノ版を聴いた時にものたり、なぜ管弦楽版がなぜ無いんだ、等と思ったりした(勿論今では、なぜドビュッシーが、管弦楽としてこの曲を書かなかったのか、はわかるけれど)
この「子供の領分」は、富田勲もとりあげた「雪は踊っている」「ゴリウォーグのケークウォーク」を含んでいる。
なので、聴いていると、上記のような当時の事を思い出したりするのだ。