ラヴェル バレエ音楽「ダフニスとクロエ」

ラヴェル バレエ音楽「ダフニスとクロエ」
ジャン・マルティノン指揮 パリ管弦楽団(1974)
シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団(1955)
ラヴェル バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲
トスカニーニ指揮 NBC交響楽団(1949)
歌詞無しの合唱が実に効果的な幻想的な大曲である。全体として大変気に入ったが、わずかに通俗的になる部分が惜しい。しかしバレエ音楽だという事を考えれば許容範囲か。
ミュンシュ盤の方が、マルティノン盤より通俗性を抑えている感じがする。
ちなみにトスカニーニの第2組曲は、全体の最後の部分(第3部)を取り出したもの。(ただしドビュッシーの時と同様、合唱は付いていない)