ストラヴィンスキー バレエ音楽「アゴン」 「ムーヴメンツ」

ストラヴィンスキー バレエ音楽「アゴン」
アシュケナージ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団(1993)
ストラヴィンスキー指揮 ロサンゼルス祝祭交響楽団(1957)
さて、いよいよストラヴィンスキーはセリー主義(十二音技法)の時代に入る。
十二音技法というから、どんなに難解かと思いきや、現代音楽としても聴きやすい部類に入るだろう。ちょっと拍子抜けだが、聴き応えはある。
しかし、フルトヴェングラーの交響曲が遅れて来た後期ロマン派と言われるように、遅れて来た現代音楽といった感は否めないか。

 

ストラヴィンスキー「ムーヴメンツ」
アシュケナージ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団(1992)
ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1961)
「アゴン」に比して、こちらはより純粋に十二音音楽と言った感じ。