「サウンド・オブ・ミュージック」のメイキング

サウンド・オブ・ミュージック」のメイキング
以前、マリア・フォン・トラップの学習漫画の事を書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2012/04/01
トラップ一家のドキュメント映像もどこかで見た記憶がある。
先日の「メリー・ポピンズ」つながり
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2014/02/15
で、「サウンド・オブ・ミュージック」のメイキングも見たくなり、特典映像付きのDVDをユーズドで購入。
メリー・ポピンズ」のヒットを受けてジュリー・アンドリュースがマリア役を射止めたのかと漠然と思っていたが、配役が決まったのは「メリー・ポピンズ」上映前。ミュージカルの実績のあるジュリー・アンドリュースに白羽の矢が立つも、映画での実績が無いために、上映前の「メリー・ポピンズ」をスタッフが見せてもらって決定したという。
こういう時はこういう事が立て続けに起こるもんだなあ。
この映画には尼僧役で出ているマーニ・ニクソンが、実は「マイ・フェア・レディ」のオードリー・ヘプバーンの歌を吹き返した歌手であり、上記にも書いたように、舞台で「マイ・フェア・レディ」を演じていたジュリー・アンドリュースが、オードリー・ヘプバーンに役を盗られた形になり、さらに歌の吹き替えの話も当初ジュリーの名前も挙がっていたために、ジュリーはマーニに対して良く思っていないのでは、と周りも本人も戦々恐々としていたが、初顔合わせでジュリーが「あなたの大ファンです(既に「王様と私」「ウエスト・サイト物語」で歌を吹き替えた実績があった)とにこやかに握手を求めて来たので、周りもほっとした、というエピソードは、いかに一般にはハリウッド女優というのが周りにとっては難しい存在であったか、というのが伺えて興味深かった。