エーリッヒ・クライバーの バッハ 「ヨハネ受難曲」

バッハ 「ヨハネ受難曲
エーリッヒ・クライバー指揮 テアトロ・コロン歌劇場管弦楽団 合唱団(1938)
コロマン・フォン・パタキー:テノール(福音史家)
ヘルベルト・ヤンセンバリトン(イエス)
Margatita Perkas:ソプラノ
カリン・ブランツェル:アルト
エマニュエル・リスト:バス

ヨハネ受難曲に、マタイのメンゲルベルク盤みたいな濃ゆ~い演奏(笑)がないかな、と思っていたら、ここにあった。
音はあまりよろしくない。マイクの位置が悪いのかなんなのか、オルガンの特定の音が、他の音をかき消さんばかりに大きい。ピッチが安定しない部分もあるし、聴いていてかなりつらい部分もある。
第1曲は、先日のラミン盤よりさらに遅く、おどろおどろしい!
いろいろと問題のある録音であるが、貴重な記録ということは間違いない。