シベリウス 劇音楽「森の精」「孤独なシュプール」

シベリウス 劇音楽「森の精」
ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1996)

ヴァンスカの「白鳥姫」には「森の精」が2種類カップリングされている。一つは15CDBOXにも収録されていた交響詩「森の精」で、もうひとつがこちらの本来の劇音楽としての「森の精」である。(ナレーション付き)世界初録音。
交響詩「森の精」の半分の長さだが、まったく「短い」という印象が無い。交響詩のほうが水増しで引き延ばしたか?と疑いたくなる。

 

シベリウス「孤独なシュプール
シベリウス「孤独なシュプール
ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1996)
ヴァンスカの「白鳥姫」に収録されている、グリペンベリの詩の朗読につけられた音楽。グリペンベリが亡くなった時の追悼として作曲、演奏されたらしい。
シュプール」という言葉のイメージと違い「冬の底知れぬ孤独感」を表現しているとのこと。こちらもナレーション付き。