「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」の話(と、ちょっと自分の話)

先日の午前0時の森(火曜日)で、エリナー・リグビーの墓の話が出てびっくりした。ビートルズについてはそこそこ詳しいつもりだったが、まったく知らなかったからだ。
調べてみると、1980年代に発見されたとのことで、たぶん私のビートルズの知識は1970年代で終わっていたのだろう。
なので、最新の知識を得るためにちょこちょことウィキペディア等を見ていたのだが、「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」でまたびっくりした。
この曲は、ベースが指の稼働幅が広いのでたまに合わせて弾いたりするのだが、ベースのオクターブ上で同じフレーズを弾くベースがある、と思っていた。
ところがウィキペディアによるっと

マッカートニーは「僕らのトリックの1つに、アコースティック・ギターのレベルを思いっきり上げてレコーディングするという手法があった。そうするとメーターの針はずっと赤に触れたままで、弾くたびに思いっきりそっちに揺れて、アコースティックがエレクトリックみたいな音で返ってくるんだ。といっても歪みすぎることなく、オリジナルの音をいい具合にいじってくれて、ホットな音にしてくれるんだ」と語っている

なんと、オクターブ上のベースではなく、生ギターであったのだ!
そうすると、昔 ma ma doo で「ドント・ストップ・ザ・ミュージック」をレコーディングした時に、後からアレンジャーからギターで同じフレーズを弾けと言われて、日高さんのギターをその場で借りて演奏したことを思い出した。アレンジャーは「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」の事を知っていたんだろうか。

ちなみに、「ドント・ストップ・ザ・ミュージック」を貼り付けようとしたが、スタジオ盤は現在無いようだ。残念。