live in Brighton（1971.10.16）
King Crimson
昨年夏に買ったコレクターズVOL 10 であるが、アズベリーパークのライブのみ聴いてあとは放っておいてしまっていた。（他は1974年ハイデルベルグ（既出マインツの１日前）と2000年ワルシャワ）
正直言って、いわゆる「アイランズ・クリムゾン」はけっこういろいろ音源が出ている。初期のけっこうきっちりした演奏から、既に解散状態で契約追行のみとなったフリップ翁以外暴走状態まで、かなり聴いてきたつもりなので、まあ、あとでチェックする程度で良いかと思ってしまっていたのであるが、なんとこの演奏では"Islands"が聴けるのだった！たぶん、この時期のライブ音源では、これのみであろう！レコーディング直後のツアーだというから、お披露目の意味もあったのだろう。
"Islands"以外はつまむ程度に聴く。
"Islands"は、アルペジオ主体のギターにフルート、サビではフルートがメロトロンに替わるだけ、なのに、スタジオ盤に負けない美しさだ。このパターンもいける。惜しむらくは音が悪すぎる。なんとか、このアレンジで音のいい音源は無いものか。なぜ、その後のツアーでも演奏しなかったのかとも思ったが、やはり繊細なこの曲は暴走クリムゾンには似つかわしくない。自然にレパートリーから外れたと見ていいだろう。
