ワーグナー 「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死

インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団(1991)
我が家にはインバルのチャイコフスキー「悲愴」交響曲があるが、なぜかこの「前奏曲と愛の死」がカップリングされている。ということを久々に思い出した。買った当時はたぶん興味が無くて聴いていなかった気がする。
で、改めて聴いてみる。ゆっくりめのインテンポで最後まで押し通す、外面的な盛り上がりや興奮を廃した、どこまでも落ち着いた演奏である。全体に木管が強めで、このバランスは新鮮である。
しかし、なんで「悲愴」とカップリングなんだろう。