野村胡堂と奇談とあらえびす

銭形平次野村胡堂について、高橋克彦さんが「胡堂の神髄は奇談と冒険物にある」と語ったというのをを知って、いろいろとしらべているうちに、野村胡堂とクラシック評論家の「あらえびす」が同一人物ということを、この年にして初めて知った(大汗)
あらえびす=荒蝦夷である!その心意気や良し!って生意気に。ちなみに胡堂の「胡」もあらえびすの意味があるらしい。すごいな。
さらにちなみに奇談、冒険談はお高い単行本はあるものの、文庫系はのきなみ高値で取引されている・・・残念。
その「野村胡堂伝奇幻想小説集成」は「野村胡堂探偵小説全集」とともに興味津々であるが、共に7,000円以上もする・・・・・悔しい。
さらにちなみに、岩手県は紫波町出身ということも初めて知った。紫波町には記念館があるではないかっ。そして、なんと高橋克彦さんが名誉館長ではないかっ!
高橋克彦さんの「だましゑ歌麿」シリーズから捕物帳に興味を持ち、半七の岡本綺堂は怪談作家であることを知り、銭形平次へも行こうとしたら、野村胡堂が伝奇作家でもあることを知り、そしてまた高橋克彦さんへと繋がったのであった。お、おもしろい(笑)