ワーグナー「ワルキューレ」より第1幕

フルトヴェングラー指揮  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1954)
以前書いた、フルトヴェングラーの死去により中断した「指環」全曲スタジオ録音の第1弾が、廉価レーベルのナクソスから発売されていたので購入。
スタジオ録音なので、RAI盤(1953)より完成度は高いが、RAI盤のような爆裂的迫力は無い。しかし、基本的な解釈は同じである。
これで、やっと「ワルキューレ」第1幕シリーズが終了、第2幕の聴き比べを始められる。
しかし、以前も書いたように、2年前、クナの指環を聴いていた時「しばらくクナ以外で「指環」を聴く事はないだろう」と書いたはずなのに、この短い期間にどれだけ「指環」の音源を入手したことか(笑)いかにも集中タイプのB型だなあ(自爆)
ちなみに、家にある「指環」関連を挙げると
ニーベルングの指環」全曲
クレメンス・クラウス指揮 バイロイト祝祭管弦楽団(1953)
フルトヴェングラー指揮 RAIローマ放送交響楽団(1953)
クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト祝祭劇場管弦楽団(1956)
ワルキューレ」全曲
フルトヴェングラー指揮  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1954)
カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1966)
ワルキューレ」第1幕
クナッパーツブッシュ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1957)
クナッパーツブッシュ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1963)DVD
クレンペラー指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1969)
「神々の黄昏」全曲
クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト祝祭劇場管弦楽団(1951)
これは、1951年、クナにしては珍しく他の3夜が凡演だったのに、最終夜のこれだけが超絶名演という事で録音が残っていたもので、いずれ「神々の黄昏」を聴き比べる時まで大事に取っておくつもり。