モーツァルト「恋の花つくり」(1774)

シュミット=イッセルシュテット指揮 北ドイツ放送交響楽団(1972)
ゲルハルト・ウンガー
ヘレン・ドナート
ヴェルナー・ホルヴェーク
タティアナ・トロヤノス
ジェシー・ノーマン
イレアナ・コトルバス
ヘルマン・プライ
以前書いたが(こちら)「偽の女庭師」のジングシュピール盤であるが、まあこれも配役が豪華だこと!
テンポはオペラ・ブッファ盤より遅いが、収録時間が短いのは、レチタティーボがセリフになっているから。
実はオペラ・ブッファ盤では、レチタティーボが間延びして聴こえたので、ジングシュピール盤には期待していた。
しかし、この遅めのテンポがもったりした感じで、あまりよろしくない。三大オペラでは、個人的には遅いテンポの演奏がすきなのに、これはどうしたことか。
最初に速めのテンポの演奏を聴いたせいか、元々イタリア語のために書かれたメロディにドイツ語を乗せているせいか、このオペラの出来のせいか、指揮者の腕のせいか・・・・・・よくわからん。