マリア・カラスの声の衰えの原因と死因

マリア・カラスが比較的早いうちに声が衰えた原因については、今まで
メゾ・ソプラノからソプラノへ転向したために、のどに無理が生じた。(特に、のどに負担がかかる難役を数多くこなしていた)
若い頃の急激なダイエットが歌手生命を縮めた(これは現在否定されている)
不摂生がたたった(これも根拠が無い)
等と言われてきた。私自身も「転向説」で納得しており、このブログ上でも触れた事があったと思う。
しかし現在は、最新の研究により今までとは違った原因がわかってきたらしい。
カラスは「皮膚筋炎」を患っていたというのだ。
以下ウィキペディアより
「皮膚筋炎(ひふきんえん、Dermatomyositis; DM)は自己免疫疾患の一種である。 慢性疾患であり、膠原病の1つとして分類されている。」
この病気の原因は不明。
ちなみに、症状として「喉の筋肉の低下」があるという。
また、死因もこの病気が原因だという。
私はカラス・ファンではありながらも、早い時期の声の衰えに関してはいくばくかのネガティブな印象を彼女に対して持っていたかもしれない。しかし、原因不明の病が原因であったのなら、とんだ濡れ衣であったのだ・・・・
逸話で出てくる、わがままで、公演をキャンセル、ってのも濡れ衣で、本当に歌える状態でなかったので、やむなくキャンセルしたのだった。
詳細はこちらをどうぞ
ttp://www.lachirico.com/2010/12/28/bologna-9/
海外サイト
ttp://www.grreporter.info/en/maria_callas_has_not_killed_herself_grief_onassis_rare_disease_has_cost_her_career_and_life/3863