アニタ・チェルケッティ・リサイタル

以前ちらっと触れた(こちら)チェルケッティのアリア集を、だいぶ前に買っていたのだが未聴だった(汗)
しかし、買った当初は馴染みの無かったオペラのアリアが、今ではだいぶ聴いてきているので、やはり今聴いて正解だったのだろう。
さまざまな音源からの寄せ集めであるが、1曲目のヴェルディの「シチリア島の夕べの祈り」の「ありがとう、愛しの友よ!"Merce, dilette amiche"」がエキゾチックでなかなかにキャッチャーな曲なのだが、カラス音源で聴いているはずなのに、全然印象に無かったので、あわてて聴きなおしてみたら音が悪すぎて、カラスの良さも曲の良さも半減していたのだった(汗)
チェルケッティは声全体が豊かで、高音は勿論、中低音域も実に充実している。やはりすごい歌手だったのだ。
こちらがチェルケッティの「ありがとう、愛しの友よ!」
ありゃ、前回チェルケッティを書いたときの貼り付けたのと同じではないか!ってことはここでも聴いていたはずなのだった(汗)