秘密のケンミンSHOW

「辞令は突然に…」second season 〜奥様はさすらいの女子アナ編
青森編1
ということで、二言三言。
工藤パン(くどぱん)の「イギリス・トースト」
グラニュー糖をまぶしたマーガリンをパンではさんでいるだけだが、これははまる。番組でも言っていたが、おやつ感覚である。
嶽きみ(だけきみ)
青森県弘前市嶽地区で生産される「きみ」(とうもろこし)
五所川原の奥さんの実家から送っていただいていて、先日も食したばかりだが、本当に甘くて美味しい。
さて、VTRが終わった後、やたら「津軽と南部は違う」と言っていたので、来週はもしかして東京一郎のお得意先が南部(八戸)で、南部の事をやってくれるんだろうか、などと期待する。
ちなみに、私もこちら(八戸)に引っ越してきた頃はぴんと来ていなかったが「南部」とは「青森県の南部」の意味ではなく、名字が「南部」である大名の「南部藩」の領地だったから。元々はは岩手から下北までが南部藩だったが、嗣子無く殿様が無くなったために、幕府が殿様の弟二人に下北と岩手の南部藩と八戸南部藩に分割相続させたのだった。
さらに元をたどれば、南部氏は平安時代、源光行が甲斐の国の「南部」を領したために「南部氏」を名乗った事から来ている。そして、源頼朝の奥州征伐の後に、南部光行が奥州支配の為に送り込まれたのが南部藩の始まりである。
ちなみに津軽を領していた南部藩の家臣大浦(津軽)為信が南部氏に反旗を翻し、その紛争のさなかに、ちゃっかりと(未だ東北の事情がわかっていなかった)豊臣秀吉に謁見し、領地安堵の保証を得てしまったために、南部氏は謀反人である津軽氏に手が出せなくなってしまった。
そういったいきさつや、未だに「青森=津軽」という全国イメージがあるために、八戸人は津軽に対してあまりよろしくない感情をもっている、と言う事は以前書いた。