ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」
オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団(1961)
以前、春の祭典各種を聴いた時に「オーマンディは評価が二分している」と書いた。
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/12/11
ネット上では擁護派の意見として「とにかく『英雄』を聴いてみて欲しい」という意見が多かった。エロイカ好きの私としては興味が湧いてきて買ってみた。
細かい部分で、好みで無い部分が全くない、とは言えないが、ここまで「エロイカ」そのものがもつ魅力を素直に演奏した演奏は、そうないと思われる。
こういう演奏は、一見普通に聴こえるので、オーマンディが、ただレパートリーが多いだけの指揮者、等と呼ばれる遠因ともなっていると思うが、この一見「普通」に聴こえる演奏を実際にやるのが、どれほど大変な事か。
またエロイカの愛聴盤が増えたな。